かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~


「…そっか。ただな…陸。やっぱり未成年ってのは俺は引っかかっちまうんだ」


父さんの気持ちも言ってる事は、たしかに当たり前だ…。



「…うん」

「来年の4月にはお前も20歳だ。それまで…待てないか?」

「4月…」

「もうあと数ヶ月だし…我慢できないか?」


父さんの気持ちが、わかったから、俺はうなずいた。


「わかった。結婚は来年の4月以降にする。
婚約出来たらそれだけでも嬉しいし」


「ありがとう。わかってくれて」


父さんははにかんだように笑う。

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