かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~
わぁ~
そんな歓声が小さく洩れる。
キラキラと綺麗なチャペル。
途中に…愛しいあの人が立っている。
お父さんの腕に引かれて、
一歩、一歩、ゆっくりと進む。
そして、目の前までやってくる。
「宜しく頼むよ」
そうお父さんが陸くんに声をかける。
「はい」
そう力強い返事をする陸くんの声。
カッコいい陸くんに…直視出来ないでいる私。
そっと…陸くんの腕に手を通した。
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