かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~
「陸くん…忘れないで…傍に居て…」
絞り出すよに、小さな声で伝えた気持ち…
「…桃香さん…無理だよ。残酷だよ…。俺は…桃香さん好きなの」
「…傍に居て…忘れるなんて…言わないで…」
とても辛そうな陸くんの表情。
私が苦しめてるのわかるけど、
止まらない想い…
「でも桃香さんには彼が居て…俺…耐えきれない」
「彼とはもう終わりだから…」
私の口から自然と出た言葉。
「え?どういうこと?」
陸くんは驚いた顔で私を見る。