かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~
「ごめん、傷つけるつもりじゃなかったんだ……ただ俺…誰かの代わりになんてなりたくなくて…」
「…ヒックっ…陸くんは代わりなんかじゃないよぉ…」
「……」
「そりゃ彼の事…ショックだった…。ずっとだまされたんだもん。…でも…ね」
「うん」
「そんなにショックが大きくなかったのは…陸くんの顔が浮かんだから…」
「!?」
驚いた陸くんの顔…
「陸くんが今朝…電車に乗ってない方が…ショックだった…」
「マジ?」
「…昨日も…帰ってから…陸くんのことばっかり考えちゃって…」
「桃香さん…それ本気?からかってないよね…?」
不安そうな…私の気持ちを伺うみたいなに控え目に聞く陸くん。
「からかって騙す女に見える?」
「ううん、そんな訳ないね!…びっくりして…いや…でもマジ嬉しい!」
あのかわいい笑顔。
私の好きな笑顔が私に向けられてた。
その笑顔を見たら、私は素直に気持ちを話し出せてた。
「…ヒックっ…陸くんは代わりなんかじゃないよぉ…」
「……」
「そりゃ彼の事…ショックだった…。ずっとだまされたんだもん。…でも…ね」
「うん」
「そんなにショックが大きくなかったのは…陸くんの顔が浮かんだから…」
「!?」
驚いた陸くんの顔…
「陸くんが今朝…電車に乗ってない方が…ショックだった…」
「マジ?」
「…昨日も…帰ってから…陸くんのことばっかり考えちゃって…」
「桃香さん…それ本気?からかってないよね…?」
不安そうな…私の気持ちを伺うみたいなに控え目に聞く陸くん。
「からかって騙す女に見える?」
「ううん、そんな訳ないね!…びっくりして…いや…でもマジ嬉しい!」
あのかわいい笑顔。
私の好きな笑顔が私に向けられてた。
その笑顔を見たら、私は素直に気持ちを話し出せてた。