SECRET
私は解散してから家に帰り、支度をしてまたすぐに家を出た。
18時。
オシャレなレストランに集合した。
「よう」
「お疲れ様」
出入口には吉敬がいた。
「あぁ、おつかれ」
「今来たの?」
「事務所行ってから家帰ったから時間ぎりぎりでさ」
「そっか」
話しながらみんなのいる部屋へ向かった。
「あれ、ふたり一緒だったの?」
ちょうど通路にいた高木久が聞いてきた。
「さっき偶然会ったんですよ」
「ふぅーん…」
高木久の視線が私に向けられた。
何よ…
「別に…まぁ入ろうよ」
「そうですね」
何なのよっ!