SECRET


「…大丈夫か?」


「大丈夫っ…」


「…いや」




沈黙が続いた。





「なぁ」

「ん?」





「あ、悪い…電話だ」

「うん」


吉敬は電話に出た。




「よう、マサ」


マサか…

「あぁ、サンキュー………まぁ上手くいったかな」



撮影のことかな?







「レナちゃんっ!」

「お疲れ様です」


ヘアメイクさんが話しかけてきた。





「吉敬くんとはどうなの?」


「なっ何がですか//」


いきなり過ぎるでしょ…

「いやー部屋一緒だったし、どうなのかなって!撮影も息ピッタリだっしさぁ」


「何もないですよ」


「本当に〜?」



「高校生なんだからもっと楽しみなよ?」




「…はい」





私と吉敬は明日から学校だから9時に帰った。


他のスタッフさんは二次会とかあったのかな?

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