SECRET
「ここなら誰も来ない」
生徒会長は鍵を閉めた。
「名前は?」
「花野麗那」
「まじかよ……」
生徒会長はため息をついた。
「どういうことですか?」
「俺は見てわかる通り、真山晴…生徒会長だ」
「HARUさん?」
「このあと撮影だよな?…いいか、このことは黙っとけ…撮影が終わったら詳しく話す」
私は知らなくてもいいことを知ってしまった……
撮影中もなんか落ち着かなかった。
撮影が終わって、HARUさん?生徒会長?の家に連れていかれた。
レナのままで気付かれないようにね。