SECRET
「彼氏?」
「違います」
真山晴が?
「トップモデルはモテるだろうねー」
「モテません」
つーか、トップモデルじゃないし。
「じゃあ…俺と付き合う?」
「何言ってんですか?私、部屋戻りますね」
「…本気だから」
腕を掴まれた。
「明日早いですから高木さんも早く寝たほうがいいですよ?おやすみなさい」
“じゃあ…俺と付き合う?”
ありえないでしょ…
真山晴といい高木久といい何考えてんのよ……―