空にかかる橋
「希海は何しに来たの?
こんな夜遅くに・・・
しかも結構遠くから来たような・・・?」
「家出だよ。
ちょっと気分晴らしに。」
「家出??
なんかあったのかよ。」
「お母さんに嫌気が差しちゃったの。
勉強勉強って言われてさ。
私、これでも一応受験生だから。」
「そっかぁ・・・。
でも多分今頃お母さん
心配してると思うな。」
「何で?
あんなお母さんいやだよ。
いつでも私の顔見たら勉強勉強。」
「俺は、そんなお母さんがうらやましいな。」
小さくて聞き取りにくかった翼の言葉。
「えぇっ?
どうして?」
「俺のお母さん、兄ちゃん命だから。
お母さんだけじゃないけど・・・。
お父さんも。
だから、そこまで希海を守ってくれているお母さんが
うらやましいな。」
「そっかぁ・・・。
私、そろそろ帰るよ。
きれいな星も見れたし・・・。」
「そうか?
また見に来いよ。
俺の家はここの裏だから。」
「近いね。
私の家多分バス3つ目のところだから。」
さっきの星のおかげで見えた電柱に町の名前が
掲っていた。
意外と学校の近くだった。
「なぁ、ケータイもってねぇ?
希海にはまたあの星見せてやりたいから。」
「ごめん。
今お母さんに没収されてるから。」
「そっかぁ、じゃあ今から覚えて帰れ。
090-××○△-△△○□
帰ったら絶対電話しろよ。
俺なんか・・・。
希海のこと好きになったていうか・・・。
一目ぼれした。」
「う・・・うん。
わかった。
私も翼に会えてうれしかった。」
こんな夜遅くに・・・
しかも結構遠くから来たような・・・?」
「家出だよ。
ちょっと気分晴らしに。」
「家出??
なんかあったのかよ。」
「お母さんに嫌気が差しちゃったの。
勉強勉強って言われてさ。
私、これでも一応受験生だから。」
「そっかぁ・・・。
でも多分今頃お母さん
心配してると思うな。」
「何で?
あんなお母さんいやだよ。
いつでも私の顔見たら勉強勉強。」
「俺は、そんなお母さんがうらやましいな。」
小さくて聞き取りにくかった翼の言葉。
「えぇっ?
どうして?」
「俺のお母さん、兄ちゃん命だから。
お母さんだけじゃないけど・・・。
お父さんも。
だから、そこまで希海を守ってくれているお母さんが
うらやましいな。」
「そっかぁ・・・。
私、そろそろ帰るよ。
きれいな星も見れたし・・・。」
「そうか?
また見に来いよ。
俺の家はここの裏だから。」
「近いね。
私の家多分バス3つ目のところだから。」
さっきの星のおかげで見えた電柱に町の名前が
掲っていた。
意外と学校の近くだった。
「なぁ、ケータイもってねぇ?
希海にはまたあの星見せてやりたいから。」
「ごめん。
今お母さんに没収されてるから。」
「そっかぁ、じゃあ今から覚えて帰れ。
090-××○△-△△○□
帰ったら絶対電話しろよ。
俺なんか・・・。
希海のこと好きになったていうか・・・。
一目ぼれした。」
「う・・・うん。
わかった。
私も翼に会えてうれしかった。」