おさない日の約束。
*生徒会室にて*
―――タッタッタ…
ガラッ…!!
美『おそい!!』
未『ごめん!!つい…』
美『つい…?黒ニコ』
未『つい…
うっかりねてました…』
ぱちーんっ
美『…うっかりねてただと?
ふざけんじゃねえ!!
こっちは大変だったんだから!!!』
未『ごっごめん!!
し、仕事は…?』
美『とっくにおわったよ
誰がさんが寝ている間に…』
未『…すいませんでした』
美『まあいいけど
あっそういえば未依、
川瀬によ…』
未『え?』
ピーンポーンパーンポーン
『2ーBの橘 未依さん、
今すぐ職員室にきてください』
美『ほら、いってる間に呼び出されてるよ』
あっほんとだ…
川瀬先生あたしに何のようだろう…
川瀬先生とは生徒会担当の先生だ
あたしに用があるなら
直接生徒会室に来ればいいのに…
疑問を抱えながらも
未依はあしばやに職員室に向かった
これがおもいもよらない出来事のはじまりだとは知らずに…