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恵那さんと一緒になる事はあんまり無くて、初めは俯いて歩いていた。

「そんなに、怖がらないでよー??」

「あ!いえ、怖がって無いですよ!」

「本当はね、心配だったの。最近2年生の練習で希満だけが一人になっている事が多いなーって思って。」

そう言ってくれた恵那さんの顔はすごく悲しそうな顔をしていた。

「杏奈もね、心配してたよ。何かあったら言ってくれて良いからね??うちら、いつでも味方だから!」

「ありがとうございますっ!!」

こんな事を言ってくれる人が周りに居るなんて思わなかった。

この時はすごく嬉しくて、泣きたくなるほど嬉しかった。


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