保健室の彼



体育の時間はバレーボール。

やっぱり私は考えるの好きなんかやりながらも

心の中はとにかく松本のことを考えていた。

(絶対私のことは好きちゃうやろ~!!普通に松本の前で
大っきいあくびとかしてるし・・・)

ああぁぁあぁ~わからんっ\(゜ロ\)(/ロ゜)/

男の心の中なんてわからん~~((+_+))

頭を抱えて考えてたら「ゆうか!危ない!!!!!」

ハッと顔をあげるとなんかでっかい丸いものが目の前に・・。

バッコーーーーーーーン・・・・・・。

あれか・・。顔にボールが当たってパターン?あぁ~クラクラしてきた~・・。

バタッ


愛「ゆうか大丈夫??!!!起きろ~!!!!誰か保健室運んであげて!!!!」

そっからプツンと記憶がとぎれた・・・・。




そっから変な夢をみた・・・・。

髪の毛が茶色の男が私の手握って歩いてる夢。

なんかめちゃくちゃ心が落ち着いて力が抜ける。


そこからその夢も途切れ、ゆっくりと目を開けた。

ここどこ?なんかベットで寝てるし・・。

ゆ「ここどこや~??天国~??地獄~??白っぽいし天国かぁ~?」

「なにあほな事ほざいとんねん。ここ保健室や」

ん?カーテン越しから、どっかで聞いたことがある低い声・・・。

まさか・・・・・・・。まさか・・・。

カーテンを開けてみると転校初日会った失礼男がいた・・。

ゆ「なんで失礼男がいんの?」

「いたらあかんけ?それになんで失礼男やねん。大塚昌斗やし。」

ゆ「大塚昌斗。私あんたんこと嫌いやし喋るんやめてくれる?」

「やめたるし、名前ぐらい教えろや」

ゆ「神崎ゆうか。」

「覚えられたら覚えとくわ。」

ゆ「覚えとけあほ」

「あほちゃうし。ま~毎日顔だしてくれるんやったら
覚えると思うけど?」

ゆ「遠慮しといてあげる。別に覚えてもらわんでもいいし。」

「そっか。まあ俺は覚えといたるわ。」


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