一番の笑顔
『お疲れ様でした。
優衣~。早く帰ろ~。太陽出てきたよ。
美優溶けちゃうよ。』
「ただの馬鹿でしょ。
溶ける訳ないから。でも眠いし早く帰ろっか。」
バスに揺れながら私と優衣は家に帰った。
私はそのままお風呂に入り、出て髪の毛も乾かさずすぐに布団の中に入り寝てしまった。
目が覚めると昼の1時をまわっていた。
携帯を開くと新着メールが一件きていた。
『知らないアドレスからだ。』
私は不思議そうにメールを開いた。
『あ~。先輩が紹介してくれた男か。』
それから私はその蓮って男と毎日メールと電話をするようになった。