一番の笑顔

もう一人のお母さん


蓮のお母さんが私に気付き

「この子だったのね!
噂の美優ちゃんって子は。遠慮しないで適当に座って?
美優ちゃん、チャーハン食べれる?
お昼ご飯作ったんだけどたいした物じゃないけど良かったら食べて。」


私の頭の中は『?』でいっぱいだった。
噂ってなんなんだろう?
そんな疑問を抱きながらでも私の為にわざわざチャーハンを作ってくれた事がすごく嬉しかった。


『失礼します。
なんかわざわざすみません。私チャーハン大好きです!』


「良かったぁ~。もう出来たから食べて食べて!」


テーブルの上に美味しそうなチャーハンが置かれた。


『いただきま~す!』


目をキラキラさせながら口いっぱいに頬張った。

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