一番の笑顔

「お前、涙流れねぇの?
悲しいって思った事とかねぇの?」


『涙出てこないよ?
美優おかしいの?』


今まで黙ってたお母さんが口を開いた。


「美優ちゃん今日泊まって行って?美優ちゃんが平気なら。」


突然の事にびっくりしたけどせっかく仲良くもなれた事だし泊まらせてもらう事にした。


『なんかお腹いっぱい食べてたくさん話して疲れちゃったから美優少し寝てきてもいい?』


「ん。そうしな。
俺のベッドで寝ていいから。」


『ありがとう。ぢゃあ寝てくるね。』


蓮の部屋に行きベッドに潜り込みずっと考えてた。

泣くってどんな感じなんだろう。
私泣けないからおかしいのかな?
そんな事を考えてる内にいつの間にか寝ていた。

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