[短]ずっとずっと



しばらくお互い、沈黙してた

先に口を開いたのは私だった


「……稲垣」



「…なんだよ」



「…告白の返事してもいい?」







「…あぁ」






「私、素直になるよ…
稲垣のこと本気で好きになるよう努力する、今までは友達としか見れてなかったし」



「……」




「それに稲垣なら、今までの人と違う…気がするから…さ…」





「……マジ、嬉しいんだけど」




「え?」



「今日からお前は俺の彼女なんだよな?」




「う、うん…」




「…ヤッター!!」




稲垣は叫んでた





「…稲垣が私の王子様…か…」



まぁ、いいや







いつかホントの夫婦になれますよーに!



なんて、勝手に想像してる自分がいます




ホントは好きだ、なんて
あいつには言わないんだから



もっと惚れさせなさいよ!



愛方さん!














この後、教室戻ったときに



冷やかされたのと
先生にこっぴどく怒られたのは


言うまでもないでしょう…(笑)






Endo○




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