チョコレート
帰り道では、そのことには触れなかった。
ただ、雲の間から見えてる太陽があたしたちに《頑張ったね》って言ってるような気がしたんだ。
~塾~
やだなあ…
休んじゃえばよかった。
でも鈴木先生、怒ると怖いし……
ユイ「あ―やっ♪」
アヤ「なぁに?
元気だなあ」
ユイ「まあねぇ♪
お返し貰えたんだあ~☆
超うれしいっ♪
ほら見て~
くまさんのキーホルダー☆」
ズキンッ
心が割れるような感じがした。
アヤ「そ、そう。
よかったねえ☆*"」
ガチャッ
教室のドアが開いた。
……先生かな。