チョコレート
アヤ「あたしだって、そんなことしませんよ。
あ、チャイム鳴りそうなんで行きますね☆
では、また部活で~」
ツバサ「おう、またな。」
あ、さっきから翼先輩が言ってる“タナ”ってゆーのは、あたしの名字のタナカの前の2文字ね。
なんか先輩が、ニックネーム考えるの得意だって言うから付けてもらった♪
けっこう気に入ってるんだあ。
ユイ「ねぇ、彩。
あの先輩って塾一緒だよね?
いつの間に仲良くなったの。」
今年も優衣は同じクラス♪
アヤ「ああ。
2週間前くらい、雨だったじゃん?
で、一緒に帰った。」
ちょっと縮めたけど、いいよね。
ユイ「ええっ!?
一緒に帰ったの!??」
アヤ「そうだよ。
いいでしょ~♪」
ユイ「いいなぁ。
うち、狙っちゃおうかな。」
アヤ「え…………?」
優衣って翼先輩好きだったの…?
ユイ「なーんてね♪
嘘だよ~ん^^☆」
あ、焦ったあ;;
ユイ「だって彩の好きな人だもんねえ♪」