ハニー*スパイス
彼のお姫様
美紀さんと会ったあの日から、パパはずっとあたしの顔色を伺っていた。
そのご機嫌取りみたいな態度に余計腹が立った。
だって、パパは美紀さんとの結婚を認めて欲しいから、あたしに優しくしてるだけなんだもん。
できるだけパパと顔を合わせたくない。
そんな思いから、
あたしはさらにヘクセンハウスに入り浸るようになった。
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