不器用で意地悪なアナタ【短】
あたしは、足腰に力が入らずにその場にへたり込んだ。


頭はパニック状態で何が何だかわからない。

なんで篠原はいきなりあたしにキスなんて……ー

思いだしたとたん、胸がドキドキして顔が真っ赤になった。

ヤツは一体なに考えてるのー?

「アンタ、いきなりなにするのよー?」

「感じただろ?」

とヤツは不敵な笑みを浮かべた。

「……ーー?!」

言葉がでなかった。コイツなんてことを……

「なんだよ~?良すぎて言葉が出ないのかよ~?」

そう言ってヤツはニヤリとした



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