不器用で意地悪なアナタ【短】
「…陸!?」


陸が辛そうだけど目覚めた。

「……ー頭…いて…」

「陸。ムリしないで…」

あたしはナースコールを押した。


病室はとたんに慌ただしくなった…。


あたしは病室の外へ待機することにした。




いつの間にか陸のご両親も見えていた。

「佐山さん…」

陸のお母さんだ…。
優しそうな方だった。どことなく陸に似ていた。


「陸に会ってやって…」


「いいんですか?」

「陸が呼んでいるのよ。」


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