不器用で意地悪なアナタ【短】
陸はそういってあたしの腕を引っ張った。


陸の顔が目の前…

陸の唇がゆっくりあたしの唇に重なった。

唇を開くとすぐに、舌が入ってきた。

「………ーハン…ン」

荒々しいけど丁寧なキスだった。

ゆっくりと唇が離れた。

きっと顔は真っ赤だと思う。

「フッ…やらしー顔~」

「……ー何言ってんのよー
エロ陸~」

「エロは俺にとったら悪口じゃないぜ~

いっとくけど俺エロいから覚悟しとけよ~?」


幸せなキスと冗談で返してくれた陸は本当は優しい人……


< 61 / 63 >

この作品をシェア

pagetop