不器用で意地悪なアナタ【短】
お待ちかねの放課後になりあたしは体育館へダッシュした。


廊下を急いで歩いてたら向こうから、天敵篠原がやってきた。


「おい、お前は俺と第一準備室の清掃係だぞ。サボるなよ。」

「え~。あたしは一刻も早く体育館へ行きたいのに~」

「俺だって早く部活へ行きたい。さっさと終わらせるぞ」

「…わかったー」

コイツはなんで、あたしにはこんな言い方なんだろう…

本当にヤダ……


「アンタもあたしと掃除なんてついてないよね…」

「……別に」


その後は特に会話が無い状態で準備室へと向かった…


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