不器用で意地悪なアナタ【短】
準備室に入ってお互いに無言で掃除を始めた。
コイツは他の子といる時には本当にヘラヘラして楽しそうだ……
でも、私には無愛想で憎まれ口しかたたかない。
ワケわからないことで、嫌われてるなんて納得いかないー
思い切って聞いてみようかな…
「ねぇ…。なんで篠原はあたしのことを嫌ってるのよ?あたし何かした?」
「………別に…嫌ってはいない」
「ウソだ~。明らかに他の女の子と態度が違うでしょう?」
「うるさい。別に嫌ってない。あんまりうるせえと口塞ぐぞ」
ヤツは無言であたしに近寄ってきた。
思わず後ずさりした。
「……は?なに言って……ンンー!」
この後は言えなかった。
だってコイツに、いきなり抱き寄せられて唇を塞がれてたから……
コイツは他の子といる時には本当にヘラヘラして楽しそうだ……
でも、私には無愛想で憎まれ口しかたたかない。
ワケわからないことで、嫌われてるなんて納得いかないー
思い切って聞いてみようかな…
「ねぇ…。なんで篠原はあたしのことを嫌ってるのよ?あたし何かした?」
「………別に…嫌ってはいない」
「ウソだ~。明らかに他の女の子と態度が違うでしょう?」
「うるさい。別に嫌ってない。あんまりうるせえと口塞ぐぞ」
ヤツは無言であたしに近寄ってきた。
思わず後ずさりした。
「……は?なに言って……ンンー!」
この後は言えなかった。
だってコイツに、いきなり抱き寄せられて唇を塞がれてたから……