大切な人。

「おっは~!」

私小森梓

高校一年生

友達だっている。
家族だっている。

いるけど
信用出来ない。


だから、本当の"自分"を見せない。




「あっ、おはよ~梓」
屈託ない笑顔で笑い掛けてくるこの女の子は
黒崎凛

中学からの付き合い
だけど信用出来ない
なんでなんだろう…
こんなに優しい凛を‥

私をいつも助けくれる凛を‥
凛のね‥

そのキレイな笑顔に私いつも救われてるの。

なのに。


信用したいのに信用出来ない。

< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop