大好きです、先生。
それにあたし数字苦手だし
そんなあたしの気持ちとは裏腹に周りのみんなは嬉しそう
はああぁ…
「美緒、そんなため息ついてどうした?」
そう話し掛けてきた男の子
桐谷 俊也(キリタニ シュンヤ)
この学校て1、2を争うイケメンらしい
確かに背は高いし顔も整っている
「なんでもないよ。大丈夫だから。ありがとう」
「そっか、何かあったらすぐ俺に言えよ?」
「ありがとう…」
俊也の優しさも人気の1つなんだろうな
そうしているうちにHRは終わり各自解散になっていた
「美緒~あたし一輝と帰るね!また明日~」
そう言って春名は一輝と幸せそうに帰っていった