大好きです、先生。



「あ…、そうだったんだ。ありがと」



…………んっ?



1時間目終わった?!



「顔色良くないけど大丈夫か?」



そう言って平崎先生はあたしの顔を覗き込んだ



その時の平崎先生の顔はとっても心配そうで…



「全然大丈夫ですっ」



本当は頭痛くて最悪な状態だったけど、そんな先生の顔を見たらなんだか強がってた自分がいた



すると突然あたしの額に大きな手が置かれた



「やっぱり…、熱があるじゃないか」



えっ、平崎先生?!



どんどん顔が赤くなってる気がした



「保健室までついていくよ」



「あたし本当に大丈夫ですからっ!!」



ガタッ



先生に心配してもらいたくない








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