大好きです、先生。



「いいからお前は寝てろ」


先生の少し怒ったような声を最後にあたしは記憶が途切れた










先生……



優しい人なんだね



生徒なら誰にでも優しいんだろうな



でもあたしはそんな先生でも信用は出来ない



どうせその優しさには裏があるんでしょ?



そんな考え方しか出来ない自分に嫌気がさした



でももう今更どうしよも出来ないんだもん…



あたしは、そうする事で自分が傷つかないように生きてきたんだから










< 36 / 50 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop