大好きです、先生。
「大丈夫ですっ」
美緒はそう言い張っているけれど、目は半分うつろでいかにも辛そうに見えた
そして美緒のおでこにてをあてると美緒は顔をより一層真っ赤にした
いきなり顔真っ赤にして……かわいいヤツ
そんな気持ちを押し殺して平然を装った
おでこはやっぱり熱くて熱があるようだった
俺が保健室まで付いていくって言っても
大丈夫です
の一点張り…
おまけに無理やり立ち上がったせいで俺に向かって倒れこんできた
…っ本当に世話の焼けるヤツだな
俺は倒れこんできた美緒を抱き抱えて教室を後にした