【短】王子様と罠に落ちた私
友人の呟き
夏樹と上川がじゃれあっている(ように見える)のを遠巻きに眺めながら、愛美と静香はのんびり昼食をとっていた。
「でも上川くんの行動力には感心するわ〜」
むしゃむしゃと、その細いからだのどこに入るのかというほどの量のサンドイッチを食べながら、静香が呟く。
「ほんとにね〜。上川くんが夏樹ちゃんを意識してるのは気づいていたけど…思ってたより動くの早かったね〜」
あっ、夏樹ちゃんが、あ〜んに応じた!と言いながらきゃっきゃっと笑う愛美は、今度は表情を一変させてため息を吐いた。
「でも…夏樹ちゃん大変だね…」
それに応ずるように静香もため息をつく。
「うん…相手があの上川くんじゃあね…」
「でも上川くんの行動力には感心するわ〜」
むしゃむしゃと、その細いからだのどこに入るのかというほどの量のサンドイッチを食べながら、静香が呟く。
「ほんとにね〜。上川くんが夏樹ちゃんを意識してるのは気づいていたけど…思ってたより動くの早かったね〜」
あっ、夏樹ちゃんが、あ〜んに応じた!と言いながらきゃっきゃっと笑う愛美は、今度は表情を一変させてため息を吐いた。
「でも…夏樹ちゃん大変だね…」
それに応ずるように静香もため息をつく。
「うん…相手があの上川くんじゃあね…」