【短】王子様と罠に落ちた私
私の頭の上には、?マークが浮かんでいたと思う。
だって、上川君とは同じクラスになったこともなければ、話したこともない。
なのに明らかに私に目線を合わせて立っている彼。
というか、背の高い彼に見下ろされている私。
な…なぜに??
上川卓也君という人は、すごい人だ。
なにがすごいかっていうと、顔よし、頭よし、運動神経よし…
というように、なんでもできる王子様のような人なのだ。
髪は染めているわけでもないのに茶色がかってさらさらとしている。
同じ高校生かといいたいくらい、そのへんの男子とは違う。
そんな人だから、密かに『上川親衛隊』なるものも存在するらしく、上川君に必要以上にかまうとその鉄槌が下されるらしい…
こ、こわーーー!!
だって、上川君とは同じクラスになったこともなければ、話したこともない。
なのに明らかに私に目線を合わせて立っている彼。
というか、背の高い彼に見下ろされている私。
な…なぜに??
上川卓也君という人は、すごい人だ。
なにがすごいかっていうと、顔よし、頭よし、運動神経よし…
というように、なんでもできる王子様のような人なのだ。
髪は染めているわけでもないのに茶色がかってさらさらとしている。
同じ高校生かといいたいくらい、そのへんの男子とは違う。
そんな人だから、密かに『上川親衛隊』なるものも存在するらしく、上川君に必要以上にかまうとその鉄槌が下されるらしい…
こ、こわーーー!!