消えたい
第十七章 『静かに過ぎる時』

また夜がやってくる


少し肌寒い


夜、私は暗闇に包まれる




今日は月明かりが綺麗だ

外から笑い声がする


誰かが泣いている


聞こえるけれど


本当なのか分からない


世界の端っこに


取り残された気分だ
 
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