消えたい
第九章 『愛しい人との再会』

公園を出ようとしたら


いつのまにか


足が止まった


足が動かなかった



その先には


あの“存在”が


こっちを


見ていた


怖い

怖い怖い怖い


あの冷たい

見下している

目で見られるのが


恐ろしい
 
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