ソラとクローバー☆もうひとつの『アルタイル』
「本当かよ。サオリ嬉しそうに否定してないらしいぞ。お前との噂」
はぁ。
力が抜けるようだ。
そういえば最近よくかい出しに誘われたりするな、と思ってた。
それでその流れでご飯も2人で食べに行ったこともあるけど、
一番最初の春に告白されてそれを断ってからは友達の一人として接しているつもりだったから。
それをサオリが望んだから。
「もったいねぇ。付き合えよ、お前・・・まぁ、お前は誰でもいいと思うけど、その中でもサオリ最高じゃん。可愛いし、スタイルいいしさ。モデルとかやってる、って噂もあるし」
やべ。すんげー面倒くさくなってきた。
今日もご飯誘われてんだけど。