ソラとクローバー☆もうひとつの『アルタイル』
休日のキャンパスには、ほとんど人影はなかった。
さっきまでの雨はあがって、水溜りには、照りだした太陽がキラキラと反射している。
そういえば、こんな天気がいい日だった。
汐と「再会」した日。
俺の淡い初恋が、しっかりとした想いになった日。
あの時、キミが見てた空。
今もこんなに輝いて・・・・
「・・・・・修ちゃん?」
嘘かと思った。
本当にここにキミが現れるなんて。