最強☆マイヒーロー
「ハァ!!?それ、マジで言ってんのか?!」
黒霧の驚いたような声が、教室中に響く
「…どうした?」
黒霧の声に驚いた私達は、黒霧の方に駆け寄る
「本当です…嶋野さん、このままじゃ危ないですよ」
え?私が危ない…?
「どういう事だ…?」
朱后君の眉間にシワが寄る……
「…私と嶋野さんが一緒にいるのを見られたらまずいので、放課後、また話します
教室にいて下さい」
静かに、凜とした声で話す、坂之上さん…
紫の妖精と言われるいつもの彼女とは、全く別人のように見えた