最強☆マイヒーロー





「ん……」


あ…れ?朝?




寝ちまってた…?



目を開けると、カーテンから差し込む、眩しい光がはいった




「す……い…」



横を見ると……翠がいるはずなのに…そこは、もぬけの殻だった




「…え?」


翠は??





とりあえず、ゆっくりとベッドから起き上がって、リビングへ行く




「……何してんの?」




なんと、キッチンに………エプロンをした翠がいた




「あ!!えっと……朝ご飯、作ろうと思って…その……勝手に使ってごめんなさい………ご飯も、食べたくないなら、食べなくていいから…」




ショボーンと落ち込む翠を見て、微笑ましく思える




誰かに飯を作ってもらったのは、何年ぶりだろうか……



しかも、好きな女が作った料理だ…



食べないわけにはいかないだろう




…たとえ、まずくても









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