最強☆マイヒーロー
「……………」
俯いてしまった私に、石森くんは、
「俺なら、そんなこと絶対しないのに…」
と言った
「……ま、決めるのは嶋野さんだし、俺はこれ以上口ださないよ
また、なんかあったら聞くから!
じゃあね」
私に手を振って、さっさと歩いて行った石森くん……
私……
「反論、出来なかった………」
朱后が、女遊びするっていうところも、喧嘩してばっかりで、心配かけさせるってところも………
反論したかったけど、できなかった……
それだけ、私は朱后のことを信じてないってことだよね…
最低なのは、朱后じゃない……
私なんだ……