最強☆マイヒーロー
「あぁ……」
授業、サボっちゃったんだ……
「大丈夫…?」
何故か心配そうに、私の顔を覗き込む石森くん
「?…何が?」
すると、石森くんは、私の目に手を近づけてきた
とっさに、目をつむった私…
すると、ひんやりとした感触を、瞼に感じた
「目、腫れてる」
他の人だったら、こんな仕草にドキッとかするんだろうけど………
私は、朱后と出会ったからこんな仕草、なんとも思わない
「何かあったら、聞くって言ったよね…?」
私の瞼から、手を退けて、苦笑した石森くん
「……………」
「…俺じゃ、駄目?新崎くんじゃないと、相談もしてくれないの?」
黙っている私に、ぽつりと悲しそうに言った……