最強☆マイヒーロー
あぁ……朱后の言ってたことは、このことだったんだね…
朱后は、石森くんの本性を知ってたから私にあんなこと言ったんだ…
本当に、私は馬鹿だな…
男の手が、私の胸まできたのを感じると、私は最後の望みをかけて、叫んだ
「朱后ーーーーーー!!!」
――…ドンッ!
「!?」
「翠!!!」
倉庫の扉が開かれ、そこに立っていたのは…
「みん、な………」
朱后を総長と呼び、親しんでいた、みんながいた…
「大丈夫か!?」
急いで駆け寄ってきて、私を抱きしめる朱后…
「ヒック………ぅう……」
私は、朱后の腕に包まれて安心し、泣いてしまった…