最強☆マイヒーロー





「蘭河はどうか分からないけど、新崎は多分なるんじゃないかな……」






「?…なんでそう思うの?」




私が首を傾げながら琥珀に聞く








そしたら、すぐに、

「勘」




って返ってきた









「……」




私が黙っているのを見た琥珀は、すっごく大きなため息をして、説明を始めた









「勘は嘘。



……蘭河は、新崎が惚れた女だから、自分のものにしたいって言った。多分、翠をきずつけて、新崎を苦しめたいんだと思う。なんでかは分からないけど………


新崎は新崎で、翠の事、本気で好きそうだから、やるんじゃないかな……



って思ったから、言ったんだよ。さっきの。」




私と琥珀は、家からあんまり遠くない公園のブランコにのった




「そっか………私は?私の気持ちはどうなるの?」









< 26 / 241 >

この作品をシェア

pagetop