最強☆マイヒーロー
「蘭河はどうか分からないけど、新崎は多分なるんじゃないかな……」
「?…なんでそう思うの?」
私が首を傾げながら琥珀に聞く
そしたら、すぐに、
「勘」
って返ってきた
「……」
私が黙っているのを見た琥珀は、すっごく大きなため息をして、説明を始めた
「勘は嘘。
……蘭河は、新崎が惚れた女だから、自分のものにしたいって言った。多分、翠をきずつけて、新崎を苦しめたいんだと思う。なんでかは分からないけど………
新崎は新崎で、翠の事、本気で好きそうだから、やるんじゃないかな……
って思ったから、言ったんだよ。さっきの。」
私と琥珀は、家からあんまり遠くない公園のブランコにのった
「そっか………私は?私の気持ちはどうなるの?」