最強☆マイヒーロー
少し涙目になった時だった……
「すんません」
「あ?」
聞き慣れた声がした
「そいつ、俺のもんなんすけど……何か用すか?」
ニッコリ笑顔の、朱后君が、男達の肩に手を置いていた
「ひぃっ!ま、まさか、お前……緋の死神!?」
朱后君の顔を一目見た男達は、何か恐ろしいものを見るような目つきで朱后君を見ると、一目散に逃げ出した
「コイツ、俺んだから、手ぇ出すんじゃねぇーぞー!」
逃げ出した男達に朱后君は大きな声で、そう言った