最強☆マイヒーロー





「ちぇ~」



皆、文句を言いながらも教室に帰っていく






私がホッと息をついていると、



「ごめんね?勝手に商売みたいな事して……困るよね……」


澤岸君が、申し訳なさそうな顔をして、話かけてきた




「あ、いや、別に…大丈夫なんで………


それに、私にとってさっきのは、助けてくれたようなものだし………

感謝してます」




さっきの状況を抜け出せたのは、一応澤岸君のおかげだから……



と、笑顔で言うと




「……お礼を言われるほどじゃないけど……

つか、逆に謝らなきゃなんない立場なんだけどな……」




って、頭をかきながら、言った








悪い人ではなさそう……




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