最強☆マイヒーロー





――30分後…




「ハァハァ…」


「ッハァ…ハァ…」



朱后君と黒霧は、授業が始まっても、言い合い&殴り合いを続けていた…



「なかなか、やるな…お前……」



「テメェもな…」


なんか変な友情、芽生えたよ、この人達……






「大丈夫…?痛そうだよ…」



朱后君の顔は、ところどころ血が出ていて、かなり痛そうだった




私が、そっと顔を触ろうとすると、



「え…」



朱后君に、その手を掴まれた



「手当て、してくれる…?」




――ドキッ


優しく笑う朱后君に、胸が高鳴る…

「う、うん…」









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