俺様甘甘王子様

リュウ、マタアシタ







 
 家まで送ってくれた、神城。



 
 

 家までは来なくていいって言ったのに…


 無理矢理来たのだ。



 
 まぁ、別にいっかと思うあたし。





 
 神城は、なぜかあたしをガン見してきた。



 「なによ?」


 『バイバイのキ…』


 「キスなんてしないわよ!」


 『なんで?』


 「イヤだから…それに恋人でもナぃのに」


 

 
 キス。


 それは好き同士がするものでしょ?


 
 
 恋人同士がするものでしょ?





 だから、あたしは拒否する。





 




 
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