俺様甘甘王子様
あたしは、龍と光瑠君を無理矢理教室の外に出した。
『いやぁ、とんだハプニング!』
あんこがそう言った。
「ハプニングじゃナぃわよッ!!」
『あれ?雅…顔赤い?』
「なわけないでしょ!?」
そう言ったけど、あたしの頬は…真っ赤だった。
恥ずかしかった。
ものすごく。
龍に見られて恥ずかしかった。
こんな幼児体型…。
「着替える!!」
『え?』
「いいの!!」
あたしは、2人の前で思いっきり着替えた。