俺様甘甘王子様



『ムッカツク!!』


チビはそう言って、俺のほっぺをつかんだ。



「てめッ!何すんだ!!」

『お互いさまでしょ~!』

「おい、チビ放せ!!」

『じゃあ、アンタも放しなさい!!』

「わーった!わーった!」



俺は手を放した。

チビは自分のほっぺをなでるように触った。


『アンタ、ムカツクッ!!!』

「黙れ、チビ。」

『チビ言うなッ!!!』

「チビはチビだし…」

『言うな~ッ!こんのバカやろ…んッ!!』


ふさいでやった。チビの口を。



俺の唇で。



 



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