俺様甘甘王子様




 
 『誰だ?テメェ…』


 『魔女っ子サンの彼氏』


 『はぁ?』



 
 え?

 
 あたしは、横をぱっと見た。




 そこには、黒髪で執事の格好をした…

 
 龍がいた。



 
 『行くぞ』


 「ぇ…」


 
 
 
 龍は、あたしの手を取って歩き出した。



 
 早歩きで、人込みを避けながら歩く。



< 195 / 506 >

この作品をシェア

pagetop