俺様甘甘王子様







 俺のおかげで!!




 ガハハ。


 王子様じゃねぇよ。

 王様気分だ。




 「かしこまりました」



 作り笑顔を向ける。




 彼女らの顔はリンゴのように真っ赤。







 俺は、カウンターに向かった。




 
 「和風パフェ2個」


 『OK!ってあーーーッ!!あんこーーー!!』




 楠本がいきなり、教室の扉に向かって叫んだ。













 

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