俺様甘甘王子様





 
 『『『いっらしゃいませぇ』』』




 鐘の音と店員さんの声が聞こえる。



 それと同時に、入ってきた…お父さん。






 『雅…』



 
 そうあたしのコトを呼んで、座った。




 「お父さん、この前はごめんなさぃ」


 『お父さんこそ、ごめんな』


 「ううん」



 
 お父さんは弱弱しい、顔つきで微笑んだ。


 

 ちょっと…痩せたかな?




 「それでね…今日はちゃんと話そう?」


 『…あぁ…』




 お父さんは、返事をした。







 
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